食通が絶賛する「さがびより」

佐賀は美味食材の宝庫

 九州で「おいしい特産物」が豊富にあるのは? 答えは佐賀県だが、即答できた人は相当の「九州通」と言っていい。実は“水陸両面”で全国トップクラスの美味な食材の宝庫なのだ。

 まずは陸。日本人なら一日一度はお米を食べるだろう。このお米だが、佐賀県のブランド米「さがびより」はグルメの間で「日本一なのでは」と言われているほどおいしい。実際に財団法人・日本穀物協会が毎年実施している食味官能試験で、最高ランク「特A」(5段階)の評価を2年連続で獲得した。栄養価も高い。100グラム中たんぱく質が6グラム以上含まれており、全国各地のブランド米でも最高水準だ。

「『さがびより』は佐賀県農業試験研究センターが10年の歳月をかけて研究開発を行い、2009年11月にデビューしたブランド米です。新しいブランドのため知名度はこれからですが、一度食べていただければ味を分かっていただけると思います」(JAさが)

 北は玄界灘、南は有明海に面している佐賀県だけに、海の幸にも恵まれている。特に有明海では、この海域にしか生息していない「ハゼクチ」が旬の季節を迎える。

 ハゼクチとは、見た目は有明海の代名詞的な存在のムツゴロウと似ているハゼ科の魚だ。ムツゴロウは15センチ程度の体長だが、ハゼクチは最大で50センチ以上にまで成長する。大きい割に白身で身も軟らかいため、刺し身から煮物まで、お好みの調理法で食べられる。

 もちろん味だけではなく、栄養面でも優れている。ハゼ科の魚には全般的に各種ビタミンとミネラルがバランスよく含まれており、特にビタミンB群とビタミンDが豊富だ。日本の野菜には不足しがちなので、積極的に摂取したい。

「刺し身にしてもいいし、かば焼きにしてもおいしい。地元では『うなぎのかば焼きよりも軟らかいから、ハゼクチの方がいい』という人も多い」(佐賀県有明海漁業協同組合)

 さがびよりはインターネットで通販されているため、全国で購入可能。一方のハゼクチは漁獲量が10トン弱と極めて少なくなっているため、佐賀県まで出向いて当地の料理店で食べるしかない。これから来春までが旬なので、冬休みの旅行の際に足を延ばしてみるのもいいだろう。

(東スポ 2012年12月10日より)

フリーダイヤル 0120-74-3343

クレジットカード決済

このページの先頭へ